☆読書– category –
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「寄席育ち」六代目三遊亭圓生著(1965年)
もともと六代目圓生が好きですが、先日の韓国旅行の飛行機の中で別の噺家さんの「百川」を聴いて、圓生のうまさを再確認して以来、毎晩のように圓生を聞いています。とはいっても、聞き始めると条件反射のように、すやすやと寝てしまうので、まくらのとこ... -
八丁堀組屋敷跡
半七捕物帳の舞台を尋ねる散策。 初日八丁堀に行ったのにこの案内板を見つけることができなかったので、翌日に出直してきました。 周りはビルだらけで、往時を偲ぶことできず。やはりアレいるよね。知識。知識がないから頭の中に街並みを描けない!! -
半七捕物帳江戸散歩 切絵図で確認
昨日の半七親分の足跡を訪ねる散歩。 切絵図で確認してみました。 この本を携えていけばよかったのですが、雨模様だったし荷物になるしで、帰宅後の確認です。 この本というのは光村推古書院発行の「東京時代MAP 大江戸編」です。 古地図(切絵図)の上に現... -
半七捕物帳江戸散歩
愛読している「半七捕物帳」ゆかりの場所を訪ねてきました。 半七は日本のシャーロックホームズ! もちろん、ベーカー街、スコットランドヤードなどのように舞台になる土地があります。 八丁堀の組屋敷や小伝馬町の牢屋敷。 今日は、東京メトロ一日乗車券... -
面白かった 「オモニ」姜尚中
母 -オモニ- (集英社文庫)姜 尚中集英社 本屋でパラパラと立ち読みしてたら、やめられなくなってそのまま買ってきた本。 姜尚中氏が自分の両親のことを事実に基づいて物語にしたものだと思います。 父親は戦前東京に働きに。母親は父親とお見合いして単身... -
「三四郎」夏目漱石
連休中に「三四郎」も読了。 多少ななめ読みの部分もありましたが‥ これは、高校時代の読んでたらよかった。 熊本の高校(つまり五高、今の熊本大学ですね)を卒業して大学進学のために上京して、大学での新生活を始める三四郎に、自分も重なる。時代も場... -
「門」夏目漱石
門を読了。 それからの続編のような話。 でも、でも、およねさん、安井の奥さんだか、恋人だかだったの? 妹かと。。。。 妹なのだから、罪悪感は別の何かだと思っていた。あらあら(笑) 友人の奥さんとか恋人を略奪するとか、このテーマを書かずにはいられ... -
「それから」夏目漱石
本日読了。 漱石先生ファンを自認する私ですが、漱石先生の小説はあまり読んだことがありませんでした。 ようやく読む気になった代表作。 でも、途中までは辛かった。 村上春樹の辛さに通じる。 主人公に魅力ない。 否、負の魅力しかない。 イライライライ... -
「メタファー」
この世にはたくさんの言葉があるが、自分が使う言葉というのは意外と限られているものだ。それはいわゆる「語彙不足」からくるわけなのだろうけど、今日は「メタファー」について語る。 先日読んだ「騎士団長殺し」には、副題に「メタファー」というものが... -
村上春樹「騎士団長殺し」読書会
友人と読書会を開いた。 テーマは村上春樹の新作「騎士団長殺し」。 何度か書いてるけど、私はアンチ村上春樹。 どうも読んでるとイライラしてしまう。 本筋と関係ないことが気になって、ストーリーに没頭できないし、感情移入できる登場人物がだいたい一...