☆読書– category –
-
芥川賞受賞作掲載の文藝春秋
芥川賞受賞作が載る時だけ、たまに買う文藝春秋。買って読みました。受賞者のインタビューも載っています。インタビューに出てくる「影響を受けた国語の先生」が、私の同級生なので仲間内で今回特に話題です。教え子が芥川賞とって、さらにインタビューで... -
人新世の「資本論」斎藤幸平著
人新世の「資本論」 (集英社新書)斎藤幸平集英社SDGsは現代のアヘンだ。エコバッグやマイ箸を持ち歩くことだけで満足してはいないか?先月NHKの100分で名著に登場した先生の本。番組はこの本の内容を紹介するような流れ。図書館に予約したものの、凄い待ち... -
1996エベレスト遭難 ドキュメンタリー番組(アメリカ)
1996年のエベレスト遭難事故の10年後に作られたドキュメンタリーを見ました。当事者(もちろん全員ではない)のインタビューで進んでいきます。本を2.5冊読み、映画もみたあとなので、登場人物たちが容易に見分けられ、「あーこ... -
「デス・ゾーン8848M」アナトリ・ブクレーエフ著
今読んでる本。これまた面白くて、どんどんひきこまれています。(たくさん人が亡くなってる遭難事故なので面白いというのはちょっと語弊がありますが)1996年大量遭難事件の当事者(ロシア人ガイド)が振り返った本です。同じ事... -
「風俗 江戸東京物語」岡本綺堂
風俗 江戸東京物語 (河出文庫)岡本 綺堂河出書房新社今読んでいる本。小説ではなく、綺堂が江戸と(明治の)東京の風俗を紹介した文章。(そこに今井金吾氏の註がつく)ここに登場する江戸の風習の一部は「半七捕物帳」のなかで実際に半七老人の口から語ら... -
「空へ エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか」
空へ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたかジョン クラカワー文藝春秋去年のうちに読了した本。ヒマラヤ登山のノンフィクション3冊目。これは、1996年に実際に起きた大量遭難事件の当事者(生還者)が書いた... -
お正月休みの本
図書館でお正月用の本を借りてきました。退屈しないようにと思って手当たり次第に。世田谷区の図書館は一人15冊まで借りられるようになって助かります。ヒマラヤ登山系の本3冊。仏教入門系の本4冊。岡本綺堂半七捕物帳系4冊。「昔ばなし」大学の課題図書系... -
半七は実在したか?昭和2年の綺堂の文章
昨日書いた「半七は実在した」に、綺堂本人が昭和11年に書いた文章を載せましたが、実は昭和2年にはかなり曖昧なことも書いているのです。私はこちらの文章を先に読んでいたので、ずっと半七親分を実在とは思わなかったのでした。その文章も引用します。... -
「そして謎は残った」―伝説の登山家マロリー発見記
そして謎は残った―伝説の登山家マロリー発見記Simonson,Eric R.文藝春秋図書館に本を返しに行ってヒマラヤ関係の本があるかなと登山コーナーに回って見つけた本です。 そもそも登山に興味がなく、このマロリーという人のことも知りませんでした。先日... -
ヒマラヤに思いをはせる「エヴェレスト~神々の山嶺」夢枕獏
先日投稿した「デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場」 河野啓著を読んで以来、「ヒマラヤ登山」に興味が出てきて、デスゾーンにも登場した夢枕獏氏の小説「エヴェレスト~神々の山嶺」を読んでみようと思った。図書館で借りてきたが、なんと文庫本で1...