☆読書– category –
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「チャリング・クロス街84番地」へレーン・ハンフ著
チャリング・クロス街84番地-増補版 (中公文庫, ハ6-2)ヘレーン・ハンフ中央公論新社 夫が買ってきて面白かったといっていた本。小説読みの夫とは本の趣味はあまり合わない。私は小説をあまり読まないし、たいてい図書館で借りてくるタイプ。対して、... -
藤本晃氏の著作『日本仏教は仏教なのか』3部作
緑が美しい九品仏浄真寺。散歩してきました。桜でもなく紅葉でもない時期はヒトも少なくて落ち着いたいい感じです。今日のお釈迦様。本堂には上がらず外から眺めただけです。最近ずーっと読んでいた、藤本晃さんの「日本仏教は仏教か?」シリーズ3部作。よ... -
コロナ後の世界(文春新書)読了
読了。去年図書館に予約しておいたのが、ようやく順番が回ってきた。ジャレド・ダイアモンドやスティーブン・ピンカーなど海外の知識人たちにインタビューや寄稿してもらったものをまとめたのだそう。主に去年の4月5月ぐらいに書かれたものが中心。そう考... -
「犀の角たち」佐々木閑著
「この本を書くことができたはのは、自分にとって本当に良かったこと」と著者自らがどこかで話していた本。読了。科学史概略(結構なボリューム)から仏教に話が及ぶ。科学者と釈尊への「ラブレター」だとあとがきに書かれている。(こ... -
宮本常一氏の肉声 初めて聞きました
声でつづる昭和人物史「宮本常一」NHKラジオ第2 カルチャーラジオ NHKラジオアーカイブス https://nhk.jp/radio/?p=1890_01わ!わ!わ!宮本常一氏の肉声だ!!! -
「サル化する世界」内田樹著
数年前から私が時々イベントやセミナーでお世話になっている喫茶店(最近はコロナで全く出かけてませんが)『隣町珈琲』さん。そこでお目にかかったオーナーの平川克美さんは、かなり有名な言論者らしくご本もたくさん(でも難しそう... -
「未来への大分岐」斎藤幸平編
斎藤幸平氏の対談集。2019年の本。これも100分 de 名著を見た後に図書館に予約しておいたのですが、やっと順番が回ってきました。 マルクス・ガブリエルら3人の識者とのかなり刺激的な対談(というかインタビュー?)です。哲学や社会学、経済学の最先端の... -
「悟り体験を読む」大竹晋著
「大乗仏教ってなんだろう」の一環で手にとった。これは比較的読みやすかった。近世近代の大乗仏教での悟り体験を集めた本。(平塚らいてうの悟り体験も載ってる!)悟り体験を書き残したり詳しく人に話したりするというのは、ここ100年くらいのことらしく... -
「大乗非仏説をこえて~大乗仏教は何のためにあるのか」大竹晋著
佐々木閑先生の大乗仏教の本に出てきた大竹晋さんの大発見の話に感銘を受け、調べたらこの先生(今は仏典翻訳家だそうです)も同じ大学の方。ご縁を感じて何冊か本を借りてきました。「宗祖に訊く」は現代日本に残る伝統的仏教十三宗の宗祖たちが一堂に会... -
「天才 富永仲基」独走の町人学者 釈徹宗著
読みました。面白かった!お坊さんyoutuberの動画を見ていくうち、ドイツ人のお坊さんがこの本を紹介するものに行き当たりました。釈徹宗著『天才 富永仲基 』について、2020年10月2日 図書館で取り寄せて、早速読み始めたらめちゃ面白かったです。...