私の夫はもともと本好きだが、ここ半年ほど読書熱が再燃している。
彼はせっせせっせと本を買ってきては、通勤電車でがんがん読みすすめている。しばらくオースティンを読んでいたが、最近は現代の人気小説家の本がブームとなってるらしい。
私はあまり読まないので、名前だけ知ってる人ばかり。伊坂幸太郎、有川浩、池井戸潤、三浦しをん、石田衣良、東野圭吾などなど・・。
私はといえば、ボクシングブームのため、全く本読む気にならないのだけど、数ヶ月前に「これ是非読んでみて!」と手渡されたのが、有川浩の「植物図鑑」という本だった。図鑑といっても小説。ぱらぱらとめくってみると、なんとも軽いタッチで読みやすい。少女マンガが小説になってる感じ。そうか、こういうの「ラノベ」とかいうのかな?
夫がなぜこの本を私に薦めたか?それは、この本に出てくる「野草採集」に行きたかったらしく、私を巻き込もうという作戦だったのです。
もともと大阪の町場育ちの夫は、子供のころ野草しか遊び相手がいなかったような山育ちの私とは正反対。野草の名前なんか全然知らないし、遊んだこともないそうな。で、この本に出でてくる「食べられる野草」に興味津々になったというわけです。