通勤時の読書 「日本文化の形成」宮本常一

ここ2週間ほど、通勤時に読んでいた本。

私の通勤は、15分足らずの乗車時間の対して乗換えが2回あり、
ちっとも落ち着いて読書できないので、「通勤本」に決まると、
遅々として進まない。
この薄い本に2週間かかりました。

このほか、「夜寝る前用」という本もあり、こちらも進みません(笑)

日本文化の形成 (講談社学術文庫)
宮本 常一
講談社

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宮本先生が、生涯をかけて歩きとおした日本各地のフィールドワーク(というより旅?)と膨大な読書(資料研究)から導き出された、「日本人はどこからきたか?」論。

いつもながら、宮本さんの文章は読みやすく、分かりやすい。

【日本人のルーツ】【日本民族とは?】
なんていうテーマには、深い興味があります。

この本もひとつの仮説なのでしょうけども、非常に面白かったデス。

これは「夜寝る前用」の本。

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村の若者たち
宮本 常一
家の光協会

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ずいぶんと古い本なのですが、当時の地方の田舎に住む若者の苦悩が描かれています。
よんでていて胸が痛くなりました。

ここに書かれている「若者」は自分の親の世代ですが、私自身を振り返っても、田舎生まれではありながら、結局根付くことなく、都会を目指してしまってますし。

この本に書かれている「社会」の一員だなぁと実感。

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