「肉骨茶」この文字を見て連想するのはどんなものでしょう?
バクテーと読みます。おそらく福建語です。台湾でも「肉粽」は「バーツアン」、「肉圓」は「バーワン」ですからね。北京語なら「ルオグーチャ」といいます。
さて、そのバクテーですが、正解は「骨付き肉を漢方の薬草と一緒に煮込んだスープ」です。「茶」と言いますが、お茶ではありません。このバクテーも大好物です。日本でも食べられるところもあるにはあるようですが……現地に行くと必ず食べます。今回は有名店がチャイナタウンにあるとの記事を見たので、そこへ行ってみました。行列ができる店らしいですが、ご飯どきを外せば空いています。結局この店には短い滞在中2回も行ったのでした。
松發肉骨茶(チャイナタウンポイント店)
住所 133 New Bridge Road Chinatown Point
営業時間 午前 10:30 – 午後 9:30
ここのバクテーは肉の種類が選べます。スープはシンガポール風の白いタイプで、胡椒が利いています。
数量限定販売のプレミアムリブ。
昼前に行ったからか、たまたまか、ニンニクが丸のままでした。夕方行ったときはにんにくがつぶれて小さくなってました。すごいコショウの量です。
お値段高め。12.4ドル(1000円弱)
去年は、ティオンバルーという町で「Old Tiong Bahru Bak Kut Teh」という店に行きました。そこも有名店のようです。
シンガポールのバクテーはスープが白くてあまり野菜などの具は入ってません。対して、マレーシアには野菜もりもりのバクテーもあります。また、黒いバクテーがあって、それも好きです。あの黒いバクテーはシンガポールでは食べられないんでしょうか?白でも黒でも野菜の入ってない肉だけっていうのが好みです。で、ひたすらスープをお替わりしたい。そうなんです。このうまみの凝縮したスープ、何回でもお替りできるんです。夢のようです!!
ソンファバクテーで、スープの素を買ってきたので家でも作ってみようと思います。
Unknown
テーが茶と聞いてTeaと似ていると思った英語の語源だったんですね。
http://www.jousai.com/j-staff/column2009-07.html
そうです、福建由来です
英語のティーはもともと福建語由来なんですよね。お茶のさんちで積出港だった福建省あたりの言葉が東南アジアからヨーロッパへ広まったんですよね。
リンク先も拝読。「チャ」は広東語なんですね。それは知りませんでした。そっか「やむちゃー」ですもんね。