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夏休みに読んだ「ハリー・ポッター」感想記録

ハリー・ポッターシリーズ
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夏休みは「ハリー・ポッター」漬けの日々

今年の夏休みは「山の日」を含めて6連休。その間、ほとんど外出もせず、ずーっと『ハリー・ポッター』を読んでいました。さらに映画化された作品もすべて鑑賞。写真に写っている本はその半分ほどで、図書館から借りたため文庫版やハードカバーなど、いろんな「版」が混じっています。(英語版は参考程度にパラパラと眺めました)

まさに「ホグワーツ魔法学校サマーキャンプ参加」のような夏休みでした。

シリーズ全7作と映画も楽しむ

『ハリー・ポッター』シリーズは全部で7作品。しかも1作が文庫本だと2〜4冊分あり、かなり読みごたえがあります。全作品が映画化され、7番目の作品は映画2本に分かれて公開されました。しかも1本が2時間半!

とにかく1〜2日で読み切れる作品ではないので、夏休みに集中して読めたのは本当に良かったです。最後の二日間は夢の中でもハリポタの世界にいて、まさに「寝ても覚めても魔法の世界」にどっぷりでした。

大人になって初めてのファンタジー

子どものころから本は好きでしたが、不思議とファンタジーには縁がありませんでした。『指輪物語』や『ナルニア国物語』を友達が夢中で読んでいた記憶はありますが、私は『大草原の小さな家(ローラ・インガルス物語)』や『シャーロック・ホームズ』シリーズが好きでした。

だから『ハリー・ポッター』は、私にとって初めて読んだファンタジー作品。これが本当に面白かった!子どもが読むには難しいようにも感じましたが、子どもは子どもなりに、大人は大人なりに心に響くポイントがあるのだと思います。

また、いま勉強しているヨーロッパの昔話の要素もあちこちに登場していて、ファンタジーに不慣れな私でも勉強になりました。

作者J.K.ローリングと同時代を共有

作者のJ.K.ローリングは私と同世代。90年代から『ハリー・ポッター』を書き始め、1作品ずつ出版されていきました。そして作家が本を書いている途中から映画化も進むという、まさに同時代に生まれた作品です。

「次の巻はどんなかな?」と出版を待ちわびた読者も多く、発売日には書店に行列ができたそうです。残念ながら私はその熱狂に参加できませんでした。流行っているものに関心がないふりをしがちな天邪鬼なので……まぁ、よくあることです(笑)。

行ってみたいUSJの魔法の世界

今さらながら、大阪のUSJにある「ハリー・ポッター」エリアに行きたくなりました。オリバンダーの店で魔法の杖を選んでみたいなぁ、と考えています。想像するだけでもワクワクします。


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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (6件)

  • Unknown
    YOKOさんこんにちわ!yonaです。(Twitterでは時々お話していますが)こちらに書き込むのは初めてです。突然すみません。実は私、「ポッタリアン」なので、YOKOさんがハリポタにハマったと知り、どうしても一言ご挨拶したくてやってきてしまいました!「寝ても覚めてもどっぷり」は幸せの極地ですね!この楽しさ、奥深さは物語の森に分け入った人でないと味わえない喜びだと思います。ハリポタはホントに、児童文学だからと侮れない深さがあり、子どもにはまだ理解が及ばない、大人のための物語なのではないかと思うほどです。私もブログで(かなり昔ですが)ハリポタのカテゴリーを作ってその時々の感興を書いております。1つずつ作品を待ち望んだタイムリーな現場報告的な感じはあると思います。もしよろしかったら覗いてみてくださいhttps://www.freakyflower.com/archive/category/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC
    実は先日、初めてUSJのホグワーツに行ってきました!憧れのバタービールを飲みましたwオリバンダーの店は品揃えが本格的でした。お城のアトラクションは感動ものです。いつかぜひ!
    としまえん跡地にできるという(来年オープン?)スタジオツアーも期待大ですね。USJよりもマニア受けしそうな施設らしいので楽しみです。

  • yonaさん
    yonaさん。ようこそお越しくださいました。
    ポッタリアンなのですね。(ポッタリアンという言葉も今知りました)
    大先輩ですね。
    そして、「同時代」を体験されたのですね。
    うらやましい。

    ブログも訪問させていただきました。
    まだパラパラとしか読めていませんが、これからじっくり読ませていただいて、当時の興奮を追体験したいと思います。

    最新の投稿の「Twitterと憂鬱」拝読、大きく頷くことばかりです。
    yonaさんのご体験で、私は関係ないのだけど、自分の心の中でもらもやっとしていることを文章化してもらえる感覚でした。
    そういえば、阿嶽のファンサイトをされていた頃から、yonaさんの文章のファンだったことを思い出しました。
    創作にも取り組んでいらっしゃるとか。
    さすがです。

    で、で、言いたいのは…
    リーマスいいですよね!
    わたしは7作品読んだところで、お気に入りキャラを一つ選べと言われたら「リーマス」です。
    (ロンもいいけど競争率高そうだし…)
    そういえば、yonaさんエルウッド好きなのも共通してましたね。
    レスリーで中華の世界へ誘われたのも私も同じです。

    yonaさんにコメントもらえてとても嬉しいです。

    まだ7作品を制覇したばかりですが、スピンオフ?のファンタビとかいうのにジョニー・デップの姿を見つけて、そちらにも行ってみようかどうしようかと思ってるところです。
    yonaさんがケビンコスナーに囲まれていらしたように、わたしも若いころ)(レスリー以前に)ジョニーに囲まれる日々を過ごしてました(笑)

  • ありがとうございます
    YOKOさん、さっそく我がブログへいらして下さりありがとうございます!昨日、初コメなのにあんな風に自サイトの宣伝みたいなこと書いちゃって図々しくて迷惑だったかも…と気にしていたのです。でも、書いてよかった!嬉しい言葉をいただいて、感激です。

    大先輩だなんてこと無いですよ。いつハマっても、この世界に招かれたことは幸せなことです。同時代ってのも、タイムリーに楽しめる反面、かなり(次作まで)待たされた記憶があり…その間にずっとテンションが保てたわけでもないんです。完結した後にハマって一気にドップリ浸かる、というのは時間がギュッと凝縮されていて、それも楽しいだろうなぁと思います。

    リーマス!いいですよねぇ。YOKOさんもリーマス派でしたか。ハリポタの中で、親世代の物語は特に好きです。好きすぎて同人誌を読み漁り、本編に書いてあったことなのか同人で読んだものなのかごちゃごちゃになっていたりします(汗)。でも、一番好きなのはロンとハーマイオニーのカップリング(ロンハーと呼んでいる)です!なんというか、どんな恋愛物語よりときめくんですよ、不思議と。

    そうそう!エルウッド!覚えていますよ~。きっかけがレスリー、というのも。ケビン・コスナー!?は私、言いましたっけ?すごい黒歴史なんだけどw言ったかもなぁ。何しろいろんなものにハマりまくってきた人生なのでひっちゃかめっちゃかです。
    YOKOさん、もう一つ共通項あるんですよ。「寅さん」です。お好きでしたよね?私も好きで、その話が出た時驚いたんですよ。私、寅さんが好きという同年代の人に会ったことなかったので。「わ!いるんだ!」って強烈に印象的でした。

    ファンタビは今、3作品ありますが、私は2作目までしか見ていません。ダンブルドアがめちゃくちゃカッコ良かったりして(ジュード・ロウですからね!)最初は盛り上がったんですが、ハリポタとは世界観が違っていて同じようにはハマれず…3作目は劇場に行かないうちに上映が終わってしまい、DVD待ちです(あ、奇しくも今日リリースですよ!『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』)
    ジョニー・デップは2作目でクビになっちゃったので3作目はマッツ・ミケルセンに変わってます。
    ファンタビの主人公、ニュートはハリーたちがホグワーツで使っている教科書の著者ですから、ハリポタにでてくる謎にもちょこちょこ抵触していて面白いのですが、なんだろうなぁ…多分、私の中でキャラ惚れがないので今一つ没入できないのかもしれません。

  • yonaさん
    yonaさんへ

    全然図々しくないですよ。
    お互い、はまるものは微妙に違っていても、何かしらにはまり続ける人生(笑)。
    ブログなんてものがなかった時代から、あっちこっちのBBSに顔を出しては、好きなものについて暑苦しく語り合う、宝物のような時間を共有したもの同士、嬉しいに決まってるじゃないですか~^^

    ケビンコスナーのことは、yonaさんのブログで最近知りました。
    アラン・リックマンの追悼記事から「ロビンフッド」の映画評のエントリーを拝見したのだと思います。

    「ロビンフッド」のとこにコメント書いてきました。
    自分の思い出を書いただけです。ゴメンなさい。

    今回のハリポタ祭りは、「快読!ハリー・ポッター」という本を友人にもらったところからスタートしてます。(一個前の記事に書いてます)
    せっかくもらったから読んだのですが、さすがに原作を知らないとおもしろさが半減、感想を送ろうにも的外れになりそうだし。
    というわけで、ちょっと読んでみたら、面白くて面白くて!

    そりゃ、映画も作られるはず、USJに城もたつはず。
    と納得しました。

    遅れてきたものとして、「まとめて一気読み(見)」ができたっていうのは、よかったですね。確かに。

    英国ものとしては、私は前にBBCの「SHERLOCK」にドはまりしてしまい、このブログでスクリプトの全訳に挑戦!とかやってました。(90分のを4本までやって、挫折しましたけど)
    SSを読みまくるということはなかったのですが(SS読みまくったのは、2015年に突如再燃した「ベルサイユのばら」ですね)、次の放映を待つときに、スポイラーを踏まないように現地情報を集めたり、同好のブログ主さんとこを回遊したり、同時代を楽しみました。

    いまのところ、ハリポタにはそこまでの落ち込み方はしてませんが(ちゃんと理性ある^^)、作品のポテンシャルがものすごいなぁ~と感心してます。

    「快読!ハリー・ポッター」はおすすめです。
    内容的にはもうご存知のことばかりかもしれないですが、著者は英文学者で児童文学の専門家で、ハリーポッターシリーズの中で、英国社会、ジェンダーや社会問題などがどう扱われているかを論評したちょっと固めの本です。読み応えあって面白かったです。

    「ハリーって感情移入するのが難しい主人公ですね」という感想を送りました。その点は界隈でも指摘する人が多いという話でした。ファンの中ではどういう扱いなのかな?ハリーって人気なさそうな感じがしますが、どうなんでしょう??

    いま「吟遊詩人ビードルの物語」を読んでいます。
    なかなか凝っていますね~。
    yonaさんの「ロンとハーマイオニー(のカップリング)」というのは、よくわかりますヨ。こどものころから見てるし。私はそんなにキャラ萌えをしないたちですが、リーマス・ルーピンの人生にはちょっとぐっとくるものが…。

    ああ、書き切れませんね~

  • YOKOさんへ
    たくさんのお返事ありがとうございます!
    なるほど!ケビン・コスナーのことはリックマン流れの記事からだったのですね。私、あんなこと書いてたのかぁ。あらためて読んでみてビックリでした。自分で書いたはずなのにすっかり忘れていましたよ。
    「ロビンフッド」の書き込み、お返しに私も少々自分語りをしました。よろしかったら見てねw
    思えば、ブログのない時代からのネット民なんですよねぇ私たちって。ニフティサーブから始まったのだもの。古い世代ですね。BBSは楽しかったなぁ。デジタルなのにアナログっぽかった。ブログが出てきたとき、「あんなお仕着せのツール使うのは堕落だ!」なんて息巻いてたのに、今はすっかりブログ民となり…代わりに今はTwitterの悪口ばかり言ってるけど、そのうちツイ廃になるのかもしれないです(汗)。
    実は「快読!ハリー・ポッター」の本は、YOKOさんのTwitterを見て、すぐに買って読みました。娘もポッタリアンなので(彼女は魔法省のファン)。2人で読みました。今までになかった切り口での分析が新鮮で、なるほど~と面白く読みました。でも、クィア的視点などは言われるまでもなく…という感じですね。同人誌の読みすぎかしら(汗)。ハリーからロンへの感情に関しての分析は、私が思うところとは違うと感じました。ハリーがウィーズリー家の一員になりたいのは明らかで、ジニーはそのためのチョイスだった感じが否めないのも納得なのですが、私はその感覚をロンへの想いとは混同してません。(話すと長くなるのでやめておきますが…)
    ハリーに感情移入ができにくいってのはよく聞きますし、私も同じです。そもそも書かれてる立場もあいまいなんですよね(菱田さんも書いてらっしゃいますが)。私としてはハリーの立ち位置は狂言回しみたいな感じです。彼がいないと何も始まらないけど、彼自身よりも、彼がきっかけで生まれる関係や物語の方が面白いという…。
    食糧事情にハウスエルフが関わってる説、は新鮮でした。ウィズリー家は、伝統的魔法族からすると獅子身中の虫なんですよね。上流階級から生まれたヒッピー族みたいな。それゆえに、私としては、ロンハーは愛で結ばれたと信じていますw
    随分長話をしてしまいました。楽しかったです。お返事は気になさらないでくださいね。またおしゃべりしましょう!

  • yonaさん
    yonaさん
    「快読!ハリー・ポッター」もすでにお読みになってたのですか!
    菱田氏も喜びます^^
    お嬢さんと好きなものが共通してるって言うのいいですね。

    ハリーに感情移入が難しいというのはやっぱりそういう人多いのですね~。
    たしかに狂言回し的な主人公と考える、すとんときます。
    あれだけの登場人物と世界観を構築して、魅力的に登場人物に生命を吹き込んで、破綻せずに7巻までかきあげたJKローリングの手腕ってすごいと思います。

    この夏はハリーポッターに出会えて幸せでしたが、あまりに面白かったため、一気に読んだので、かみ砕けてないところもあるんです。
    図書館に返す前に、もう一回読んでおこう~とかってパラパラめくっていくと
    「え?ここ、こんな話だったっけ?」と
    ちゃんと読んでなかった箇所が出てきたりしてますよ。

    yonaさんところの記事も読ませていただいて、また思ったことなんかコメントさせていただきますね。

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