友人から届いた「快読 ハリー・ポッター」
ハリー・ポッターは映画を1作見た程度で、正直そこまで興味を持っていませんでした。世界的に大ヒットしているのは知っていたものの、読むきっかけがなかったんです。
そんなある日、郵便受けに『快読「ハリー・ポッター」』が届きました。著者の菱田信彦さんは、以前このブログで「SHERLOCK」の翻訳に挑戦していたときにとっても専門的なコメントをくださっていた方で、長年の友人です。
出版社から直送された贈り物でした(そういう「恵贈」って初めての体験!)
せっかくいただいたのでパラパラ読み始めたら、引き込まれて一気読み!
イギリスの階級社会を背景に読み解く大胆な考察がとても面白い。子供の頃からシャーロック・ホームズが好きで、イギリス社会についての関心もありましたし、BBCドラマSHERLOCKのお陰で現在イギリスの社会についても、それなりの関心を育てていますので、ハリポタを知らない私でも楽しく読めました。
原作を読み始めてみた
とはいっても、きっとハリー・ポッターの原作を読んでいたらもっと楽しめるはずと思うんですよね。そこで、この本をきっかけに、ハリー・ポッターの原作小説を読み始めました。
現在、3作目まで読了。
- 『賢者の石』
- 『秘密の部屋』
- 『アズカバンの囚人』
感想はただひとつ──「おもしろい!」。
大人が読んでも十分に楽しめますし、むしろ子ども向けとは思えないほどの深みがあります。
世界的な大ヒットになったのも頷けます。
大人が読んでも楽しめる理由
友情や冒険といったファンタジー要素だけでなく、イギリス社会の階級制度や人間関係の縮図が物語に描かれているのが魅力だと感じました。
「快読 ハリー・ポッター」を読んだおかげで、作者J.K.ローリングの人生背景も重なってきて、読み応えがあります。贅沢な読書体験です。
英語版に挑戦してみようかな?
友人からは「英語で読むともっと面白い」と勧められました。イギリスの学生の口語表現や文化がリアルに伝わるそうです。
冷や汗もので不安ですが……この夏は旅行の予定もないので、図書館で英語版を借りて挑戦してみるのも良いかもしれません。
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